私たちの脳は、そもそも恐怖に影響されやすい仕組みになっています。
なぜなら、恐怖がなかったら私たちは生き残ってこれなかったからです。
考えてもみてください。
私たちの祖先は、いつ誰に襲われるのかわからない中で、生活してきたのです。
目の前にクマやライオンがいたら、命の危機がですよね。
だから、そこから逃げなさい!と恐怖の感情を使って、自分の命を守っていたのです。
こういった恐怖のことを「実際の恐怖」と言います。
しかし、今現在は全然、命を奪われるような恐怖はありません。
その代わり、「架空の恐怖」が支配しています。
- もしミサイルが落ちてきたら・・・
- 仕事で失敗して首になったらどうしよう・・・
- お金が無くなったらどうしよう・・・
- どこかの町で凶悪事件が起きた、次は自分が被害に遭うかも・・・
- どこかの国で戦争が起きた、次は自分の国で起こるかも・・・
など、
まだ起きてもいないことに「恐怖」を感じてしまうのです。
残念ながら私たちの多くは、この「架空の恐怖」に人生を支配してしまっているのです。
その原因は何でしょうか?
それはテレビやSNSからの「情報」なのです。
脳の仕組みを理解する
ここで少し、私たちの脳についてお伝えします。
脳は大まかに3種類の構造になっています。
一番内側から、
- 脳幹・爬虫類脳(一番古い)
- 大脳辺縁系(ちょっと古い)
- 大脳新皮質(最近)
です。あまり難しいことはお話しません。
この中の一番古い「爬虫類脳」が反応して、「恐怖」を呼び起こすのです。
根本的な反応なので、とても強力です。
そしてその恐怖は、私たちが日々取り入れる「情報」によっても、反応してしまうのです。
本当はそんなに怖がらなくていいことにも、異常なまでに怖がってしまいます。
すると、思考停止になります。
思考停止になると、視野が狭くなります。
視野が狭くなると、「もう何をやっても自分はダメだ」という思考に行き着いてしまいます。
そうなると、もう現実に対処する力を失ってしまうのです。
ではどうすればいいのでしょうか?
それは、ネガティブな情報を全部遮断するということです。
まずは脳を正常な状態にする
今は情報過多です。
- 平安時代に生きた人の「一生分」の情報
- 江戸時代に生きた人の「一年分」の情報
これらの情報量を私たちは「1日」で受け取っている、と言われています。
さらに、ニュースやSNSからの情報のほとんどは、ネガティブな情報です。
あなたがニュースやSNSを見る時間が増えれば増えるほど、知らず知らずのうちに「爬虫類脳」を刺激されているのです。
そして、不安や恐怖を必要以上に感じてしまうのです。
実際に、ここ3年でネガティブな情報が増えた、と感じる人が増えています。
ポジティブな情報と比較して、ネガティブな情報の方が、強力に私たちの心と脳に影響することを示しています。
だからこそ、あなたはまず余計な情報を遮断して、「自分の脳」を守らなくてはいけません。
脳を守ることができれば、思考停止から解放されます。
すると、正常な脳に戻っていきます。いつでも宇宙意識と繋がり、「創造力」を発揮できるようになります。
2023年以降、脳を正常に保つ人だけが生き残れる時代になります。
カオスな世の中から自分と、自分の大切な人を守っていくために、情報の「断捨離」をしていきましょう。
最終的に「愛と調和」に目覚めた1割以下の人間として、覚醒した人生がまっているのです。